『自己保存の欲求 と 自己向上の欲求|欲求の二分類とは』
欲求は、大別すると、
1.自己保存の欲求
2.自己向上の欲求
の二つの欲求に分類することができます。
そして、欲求を、この二つの欲求に分けて考えていくこと、捕らえることができます。
ここで言う「自己」とは、個人のみならず、家族や親族、所属または所有するチーム、コミュニティ、企業や団体などの組織を含み、更に、個人や組織が所有する家や建物、地位や立場、能力、財産や資産ほか、すべての外面的状況と内面的状況を含みます。
自己保存の欲求と自己向上の欲求は、維持欲求と向上欲求、守りの欲求と攻めの欲求とも言え、また、消極的欲求と、積極的欲求でもあります。
個人の場合、自己保存の欲求は、生活を維持したり、職業や地位、家族や財産を守ることへの欲求など。
自己向上の欲求としては、収入を増やして生活レベルを高めたり、能力や生産性を向上させたり、他の人びとに恩恵を与えることへの欲求などがあげられます。
企業の場合、自己保存の欲求は、企業存続や経営安定の欲求など。
自己向上の欲求には、業績向上、優良企業やトップ企業への成長発展の欲求などが含まれます。
一例として、新型コロナウイルス感染症の影響で、売上や業績が下降したので、それを元に戻そうというのは、自己保存の欲求。
新型コロナの影響は受けているが、これをチャンスと捕らえて、それ以前よりも、売上を伸ばしたり、新分野に打って出て業績を高めようというなら、自己向上の欲求ということになります。
欲求が、設定する目標、目標設定のレベル、モチベーション、行動とその結果や成果、また、未来を創り出す元になりますので、自分と広い意味の自己が持っている欲求を良く知ること、その強弱まで含めて詳しく理解し、認識することは、大変、重要です。
自分の欲求を知らずに行動することは、どんな絵の具を持っているかを知らずに絵を描くことや、どんな食材があるかを分からずに料理を作ることに似ています。
欲求の一部は、時期などによって自然に変化するものですが、適切な方法を用いれば、自分が望む状況を創り出すことを目的として、欲求を意図的に変えていくことは、可能です!
欲求の変化は、モチベーションと行動の変化につながり、自分や自己が望む新しい状況を創り出す鍵になるものです!
欲求を変えること、欲求を変えていくことは、もし、病気の治療に例えれば、対症療法ではなく、原因療法、根本療法であり、最も効果が高く、かつ、長期的な成果をもたらします!!
*詳細と具体的な方法は、該当するSMIプログラムのレッスンを参照し、SMIプログラムに付属している『行動計画』、『行動指針』や『ビジネス行動計画』の中の「自己評価のための質問」などの各種アセスメント・シートを活用してください。
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